小さい手、足。柔らかくて、いい匂い。
無防備に寝ている生まれたばかりの赤ちゃんはとてもか弱い存在に思えますよね。

確かに、自然界の動物と比べると人間の赤ちゃんは未熟な状態でこの世に生まれてきますので、誰かのお世話なしで生きていくことはできません。
しかし、私たちが思っている以上に赤ちゃんたちは様々なパワーを持って生まれてきます。

それは、「原始反射(げんしはんしゃ)」と呼ばれるもので、「こうしたい」という気持ちで動くのではなく、文字通り特有の刺激に対し「反射」して体が動くものです。
そして赤ちゃんの成長とともに徐々に失われていくパワーでもあります。

今回は代表的な原始反射を少しご紹介しますね。

生まれてすぐにおっぱいが吸える


例えば、誰にも習っていなくとも、赤ちゃんはお母さんのおっぱいをチューチューと吸うことができますよね。
これも原始反射によるものです。


・口の周りに刺激があると顔を上下左右に動かす(探索反射)👉乳首を探すため
・口の周りにきたものを咥える(捕捉反射)👉乳首を加えるため
・口に咥えたものを吸う(吸啜反射)👉乳首を吸うため
・口の中の液体を飲み込む(嚥下反射)👉母乳を飲み込むため
と、このように4つの反射を利用することで赤ちゃんは生まれた瞬間から誰にも教わらなくともおっぱいを飲むことができるんですよ。

手に指を入れると握り返してくれる

生まれて間もない赤ちゃんと触れ合ったことがある方、
赤ちゃんの手のひらに自分の指を入れ込んだ時に、思いの外強い力で握り返された経験はありませんか?

これも手掌把握反射と呼ばれる原始反応の一つです。

新生児期の赤ちゃんの握力は、その体重を支えられるほどあるとも言われています。
そう思うと「か弱い」というより、小さいのに「力強く」さえ思えてきませんか。

両足を交互に踏み出せる

赤ちゃんが歩き始めるのは、個人差があるものの大体1歳前後と言われていますが、なんと赤ちゃんにはすでに「足を交互に出す」という反射が組み込まれています。

赤ちゃんを両脇から支え、足の裏が平らな地面に着くようにして体を前方に軽く傾けると、
赤ちゃんはまるで歩いているかのように右足左足を交互に出します。

大きな刺激を受けるとしがみつくようにできる

大きな音や光、急な体勢の変化など、外から大きな刺激を受けた時、赤ちゃんは手を前に伸ばして、まるで目の前のものにしがみつくような仕草をします。

これは赤ちゃんが危険を感じた時に身を守るために備わっている反射だと考えてられているんですよ。

生きていくために備わった最初のパワー


原始反射には現れる時期と消失する時期に目安があり、赤ちゃんの健診のチェック項目にもなります。

今日ご紹介した反射は、原始反射の一部です。
赤ちゃんとのスキンシップの中で上でご紹介したような反応が見られると、「こんなに小さいのに生きていくためにもういろんなことができるんなあ」という頼もしい気持ちになりますよね。

今日は、赤ちゃんが生まれた時からできる「原始反応」の一部をご紹介しました。

〜〜〜生まれて来てくれた喜びを形に〜〜〜

生後3週間という限られた時期にだけ取ることができるニューボーンフォト。
(詳しくはこちら"ニューボンフォトって?”

興味があっても、生まれたばかりの赤ちゃんの撮影となると不安もありますよね。
私たちクライネプッペでは、現役産科看護師の豊富な経験を生かして、ご自宅にて安心の撮影を行います。

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ママにとっても赤ちゃんにとっても無理のない撮影で
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